@article{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00033182, author = {木ノ本, 正夫 and 秦, 恵美子 and 川崎, 繁次}, journal = {高校教育研究 / 金沢大学教育学部附属高等学校}, month = {Oct}, note = {AN00081790, 平成11年度に示された高等学校学習指導要領の科目保健では,現代及び近い将来のわが国の生活行動や疾病構造の変化,健康問題の傾向等に対応して,WHOの提唱する"人々が自らの健康をコントロールし,改善することができるようにするプロセスである"ヘルスプロモーションの考えを用い,生徒自らが健康を求め,より良く生きる実践力を育成することを目指している。健康や安全について基礎的・基本的なことがらを理解し,自らの健康課題を認識して解決し,健康の保持増進に努めることのできる能力や態度を養うことが「保健」学習に期待されるものである。その目標に合致した学習内容と計画を考えるとき,従来の教師主導型授業による保健学習では,基礎的基本的な知識を理解したり,健康に関する科学的認識を得ることには大きな成果が得られると考えられる。また,基礎的な知識の上に,生徒の興味や関心,意欲をさらに引き出し,疑問や好奇心を持って生徒自身が問題を見つけ,学び方や解き方を習得してゆく課題学習では実践力を養えると考えられる。本研究では共通学習である教師主導型授業と併せて課題学習(生徒追求型授業)を展開することが,健康と安全に関する基礎的な知識を広く得た上で,保健学習への興味・感心・意欲をより引き出し,思考力や判断力を養い,健康の管理や保持増進に努める実践力を培うことに有効であるという仮設に基づいて進めた実践研究である。さらに,本研究での課題学習は,課題を設定し,調査研究して課題を解決し,レポートにまとめた上で,模擬授業を実施することで,課題解決のプロセスとその結果をクラスメートと共有しつつ,分析力や判断力等を伸ばすように学習を発展させている。その成果についても,併せて見てゆくものである。, 金沢大学教育学部附属高等学校}, pages = {55--70}, title = {互いに高め合う課題学習 : 研究レポートから模擬授業への試み}, volume = {52}, year = {2000} }