@article{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00047093, author = {三浦, 憲人 and 岩坪, 美兼 and Miura, Norihito and Iwatsubo, Yoshikane}, issue = {2}, journal = {植物地理・分類研究, The journal of phytogeography and taxonomy}, month = {Dec}, note = {摘要 シャリンドウ属(Dracocephalum)は約70 種が知られており,主にユーラシア大陸に,そして,北アフリカと北アメリカにそれぞれ1 種が分布している(Budantsev 2004)。日本ではムシャリンドウ(D. argunense)のみが,北海道および本州中北部に分布している(Murata and Yamazaki 1993)。ムシャリンドウ属の染色体数は2n=10, 12, 14, 20, 21, 22, 24, 36, 70, 72 と多様であることが知られており(Appendix),染色体基本数はx=6, 7, 8 とされている(Darlington and Wylie 1955 ; Singh 1995)。核型を明らかにすることは基本数の多様性を理解するのに有用である。今回,ムシャリンドウの核型分析を行った。材料は北海道広尾郡大樹町浜大樹産の2 個体を用いた。その結果,染色体数は,2n=14 であり,過去の報告(Sokolovskaya 1966 ; Taylor 1967 ; Sokolovskaya et al. 1986 ; Nishikawa 1989)と一致した。14 本の染色体のうち,2 本の染色体は特に長かったことから,染色体基本数が,x=7 の二倍体であると考えられた。染色体長は1.5−2.8 μm,腕比は1.1−5.0 であり,核型は2n=14=6m+4sm+4st で表された。}, pages = {95--99}, title = {Karyotype of Dracocephalum argunense (Labiatae)}, volume = {57}, year = {2009} }