@article{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00047223, author = {茨木, 靖 and 田中, 孝尚 and 米倉, 浩司 and 郭, 長生 and 鈴木, 三男 and Ibaragi, Yasushi and Tanaka, Takahisa and Yonekura, Koji and Kuoh, Chang-Sheng and Suzuki, Mitsuo}, issue = {1}, journal = {植物地理・分類研究, The journal of phytogeography and taxonomy}, month = {Dec}, note = {日本産および台湾産のトキワススキについて,遺伝的多様度を解析した。その結果,3個体については,遺伝子に変異が見いだされたが,日本のトキワススキは殆どがクローンであった。これに対して台湾のトキワススキは,多様な遺伝子型よりなる集団であった。もし日本のトキワススキが在来種だとすると,現在では,その殆どが1クローンになってしまっていることになる。しかし野外での観察や聞き取り結果などもふまえると,日本のトキワススキは移入個体が人為的に増殖された可能性がある。後者の場合は,絶滅危惧種として保全する必要はなくなるだろう。また,前者の場合も,現在の分布域の全部ないし一部が,本来の自生地ではなく移入されたものである可能性が残る。いずれにせよ,日本の個体群の起源については,他のアジア地域の個体群との比較を含めた再検討が必要となる。また,遺伝的な差異の見られた日本産の3個体については,いずれも少数の遺伝子しか異なっておらず,近縁種はおろか,別遺伝子型他個体との交雑も考えにくく,該当遺伝子座の突然変異の可能性が高いと考えられる。}, pages = {21--29}, title = {Genetic variation in Miscanthus floridulus (Labill.) Warb. ex K. Schum. et Lauterb. populations in Japan revealed by nuclear DNA markers}, volume = {61}, year = {2013} }