@article{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00047548, author = {Kondo, Satoru and 近藤, 悟}, issue = {3}, journal = {金沢大学十全医学会雑誌, Journal of the Juzen Medical Society}, month = {Nov}, note = {頭頸部癌は全癌の6%を占める第6位の悪性腫瘍である.喫煙・飲酒などの環境因子によって惹起されることが多い一方で,特定のウイルスによって惹起されることが特徴的である.中咽頭に位置する口蓋扁桃,上咽頭に位置する咽頭扁桃はワルダイエル輪を構成し,このワルダイエル輪は,ウイルスをはじめとする微生物が感染して最初に応答する免疫装置として重要であるが,同時にウイルス発癌の母地としても知られる.エプスタインバールウイルス (EBV) によって惹起される上咽頭癌,ヒト乳頭腫ウイルス (HPV) によって惹起される中咽頭癌が,頭頸部領域のウイルス性悪性腫瘍の代表例である.しかしながら,これらの発癌・転移機序はまだまだ解明されていない点が多い.これまで我々は,これらの悪性腫瘍の発癌・転移機序に注目して研究を行ってきた.本稿ではその研究内容について概説する., 【第15回 金沢大学十全医学賞受賞論文】}, pages = {93--97}, title = {ウイルスによる頭頸部癌発癌・転移機構の解明}, volume = {127}, year = {2018} }