@article{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00050507, author = {Miyano, Sachiko and Ishiwata, Tomoko and Omote, Shizuko and Okamoto, Rie and Nakada(Ichimori), Akie and Takahashi, Yutaro and Yamada, Yuko and 宮野, 幸子 and 石渡, 丈子 and 表, 志津子 and 岡本, 理恵 and 中田(市森), 明恵 and 高橋, 裕太朗 and 山田, 裕子}, issue = {2}, journal = {Journal of wellness and health care, Journal of wellness and health care}, month = {Feb}, note = {目的: 1 歳6 か月児を持つ母親の育児仲間の実態と育児仲間の有無に関連する要因を明 らかにすることである。 対象と方法:A 県B 市の1 歳6 か月児健康診査を受診した母親を対象として,無記名 自記式質問紙調査を行った。調査項目は基本属性,育児の状況,育児ストレス,対人態度 (内的作業モデル),育児仲間の有無とし,育児仲間の有無に関連する要因をロジステイッ ク回帰分析した。 結果:分析対象者105 名のうち,育児仲間がいない者(なし群)は10 名(9.6%),なし群 の平均年齢は33.4 歳,子どもの出生順位は第一子70.0%,育児仲間が必要であると回答 した者は80.0%であった。育児仲間に最も期待することは手段的サポート(情報交換・子 どもを預け合う等)と回答した者は,育児仲間なし群は60.0% で,あり群の20.0%より有 意に高かった(p<0.01)。育児ストレス尺度得点の合計は,育児仲間なし群が有意に高く (p<0.01),内的作業モデル(安定型)の得点は,育児仲間なし群が有意に低かった(p<0.05)。 育児仲間の有無に関連する要因は,育児仲間に最も期待すること(手段的サポート/情緒的 サポート)(P=0.015,オッズ比5.443),内的作業モデル(安定型)(P=0.007,オッズ比0.831) であった。 考察・結論: 1 歳6 か月児は歩行が確立し外出の機会が増え育児仲間と出会う機会も増 えることが予想されるが,育児仲間がいない者が約1 割存在し,それらは育児仲間に手 段的サポート(情報交換・子どもを預け合う等)を期待しつつも他者との関係に苦手意識 があることから,母親同士の交流が促進される育児仲間づくりの支援が必要である。}, pages = {65--73}, title = {1 歳6 か月児を持つ母親の育児仲間の実態と育児仲間の有無に関連する要因}, volume = {43}, year = {2020} }