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睡眠時無呼吸症候群患者における持続陽圧呼吸療法の交感神経活動抑制効果に関する検討
https://doi.org/10.24517/00059050
https://doi.org/10.24517/000590501f20fb2d-12fe-4072-8c2a-8f4ccf6f24b6
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | 報告書 / Research Paper(1) | |||||
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公開日 | 2023-02-16 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 睡眠時無呼吸症候群患者における持続陽圧呼吸療法の交感神経活動抑制効果に関する検討 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_18ws | |||||
資源タイプ | research report | |||||
ID登録 | ||||||
ID登録 | 10.24517/00059050 | |||||
ID登録タイプ | JaLC | |||||
著者 |
濱岡, 卓人
× 濱岡, 卓人 |
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提供者所属 | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 金沢大学附属病院 | |||||
書誌情報 |
令和1(2019)年度 科学研究費補助金 若手研究 研究課題概要 en : 2019 Research Project Summary 巻 2019-04-01 – 2020-03-31, p. 1p., 発行日 2021-01-27 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 近年、睡眠時無呼吸症候群(SAS)に対する持続陽圧呼吸(CPAP)療法が心血管イベント抑制効果を認めない事が大規模試験で報告された。しかし、対象患者が軽症であったことが指摘されている。SAS患者は、重症度と交感神経活動の亢進が関連するが、重症例での交感神経活動の評価法は一定した見解がない。申請者施設は、単一筋交感神経活動(single-unit MSNA)を測定できる世界で数少ない施設の一つである。本研究の目的はAHIとsingle-unit MSNAをもとにSAS患者を群分けしCPAP治療前後での冠動脈内プラーク性状及び交感神経活動を評価することでCPAP療法の有効性を再検討することである。 | |||||
抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 本研究は睡眠時無呼吸症候群(SAS)患者に対する持続陽圧呼吸療法(CPAP)の交感神経活動抑制効果を検証することを目的とし行なっている。交感神経活動の評価には筋交感神経活動(MSNA)の測定値を、また実際の心血管イベント及び320列冠動脈CTにより測定した、プラーク性状の変化についても併せて評価している。我々は先行研究によりAHI55以上のSAS患者において、MSNAが特に亢進していることを示しており、本試験では、従来のAHI30以上を最重症とする区分に加え、AHI55以上群を最重症とし、AHI5-30, 30-55, 55以上の3群による、CPAP療法の効果の違いを評価している。 現在、CPAP療法開始後5年間のフォローアップにおいて、3群間のCPAP療法はアドヒアランス、及び有効性 (AHI抑制効果)に差は認めていなかった。しかしながら、実際の複合心血管イベントについて、カプランマイヤー曲線を作成したところAHI55以上の群で他2群と比較し、有意なイベント数の増加を認めていた。また、 従来の最重症群である、AHI30以上のグループのイベント数は30未満の群と有意差を認めず、AHI30-55の群においてはCPAP療法は有効に心血管イベントを抑制している可能性が示唆された。現在CPAP療法の心血管イベント抑制効果の是非について、一定した見解は得られていない。この一因として、対象となるSAS患者の重症度分類が、不十分であり、重症度による有効性の違いが詳細に評価されていない可能性がある。本試験からAHI55以上の患者においては、CPAP療法のみでは、交感神経過緊張による残余リスクが解除しきれない可能性が想定される。現在上記結果を論文投稿中である。 また、今後集積中の冠動脈CT及び、CPAP療法後のMSNAの結果についての検討、発表も随時予定していく。 |
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内容記述 | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 研究課題/領域番号:19K16289, 研究期間(年度):2019-04-01 – 2020-03-31 | |||||
内容記述 | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 出典:研究課題「睡眠時無呼吸症候群患者における持続陽圧呼吸療法の交感神経活動抑制効果に関する検討」課題番号19K16289 (KAKEN:科学研究費助成事業データベース(国立情報学研究所)) (https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-19K16289/)を加工して作成 |
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著者版フラグ | ||||||
出版タイプ | AM | |||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_ab4af688f83e57aa | |||||
関連URI | ||||||
識別子タイプ | URI | |||||
関連識別子 | https://kaken.nii.ac.jp/ja/search/?kw=50781134 | |||||
関連名称 | https://kaken.nii.ac.jp/ja/search/?kw=50781134 | |||||
関連URI | ||||||
識別子タイプ | URI | |||||
関連識別子 | https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-19K16289/ | |||||
関連名称 | https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-19K16289/ |