@techreport{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00053235, month = {Mar}, note = {リグノセルロースの糖化前処理能力が高く、かつ細胞毒性が低いイオン液体を探索した結果、コリン系イオン液体の中でも、酢酸イオンを陰イオンに持つコリン酢酸(ChlOAc)が、バイオマス前処理能力(2時間の前処理で約90%の糖化効率)と低細胞毒性(EC50約10%)を兼ね備えるイオン液体であることを発見した。また、イオン液体にリグノセルロースを溶解させた上で、加熱ではなく超音波を照射し続ける新規な糖化前処理法を検討した。その結果、約2時間の前処理を行うことで、その後の24時間の酵素反応により、リグノセルロース中のセルロースをほぼ100%糖化し、リグニンを残渣として分離回収できる優れた方法であることが分かった。, This study demonstrates that the enzymatic hydrolysis of cellulose is drastically enhanced following ultrasonic pretreatment of lignocellulosic material in ionic liquids when compared to conventional thermal pretreatment. Moreover, chorine acetate was most effective among the ionic liquid tested., 研究課題/領域番号:22760603, 研究期間(年度):2010-2011, 出典:研究課題「低細胞毒性のセルロース溶媒を用いたリグノセルロースリファイナリー基盤技術の構築」課題番号22760603 (KAKEN:科学研究費助成事業データベース(国立情報学研究所)) (https://kaken.nii.ac.jp/ja/report/KAKENHI-PROJECT-22760603/22760603seika/)を加工して作成, 金沢大学環日本海域環境研究センター}, title = {低細胞毒性のセルロース溶媒を用いたリグノセルロースリファイナリー基盤技術の構築}, year = {2012} }