@techreport{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00053626, month = {Jul}, note = {高次脳機能の基盤となる脳神経系の形成機構の解明は、神経科学の最重要課題の一つである。正常な脳神経系の形成には、多様な形成プロセスが適切な部位(Right place)で作動するのみならず、適切な時期(Right time)に開始することが必須であるが、開始時期制御メカニズムには不明な点が多い。我々はこれまでに大脳皮質一次体性感覚野においてバレル形成開始が、新生仔の出生(=母親の出産)により制御されることを見出した。そこで本研究課題では、出生直後に生じる脳神経系の成熟に焦点を絞り、その制御メカニズムの解明を目指している。これまでに出生が、神経回路の形成のみならず、哺乳行動の発達も制御していることを見いだした。さらに出生後に生じる神経細胞の成熟機構が明らかとなった。本研究の成果は基礎神経科学へのインパクトのみならず、ヒトの早産による脳機能障害のメカニズムの理解などの臨床周産期医学や小児科領域にも大きな波及効果を及ぼすなど社会的インパクトも大きい。, 研究課題/領域番号:25123702, 研究期間(年度):2013-04-01 – 2015-03-31, 出典:研究課題「神経回路形成の時空間制御メカニズムの解明」課題番号25123702 (KAKEN:科学研究費助成事業データベース(国立情報学研究所)) (https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PUBLICLY-25123702/)を加工して作成, 金沢大学医薬保健研究域医学系}, title = {神経回路形成の時空間制御メカニズムの解明}, year = {2019} }