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  1. N. 科研費研究成果報告書, JSTプロジェクト報告書, COE報告書
  2. n-1. 科学研究費成果報告書
  3. 令和02(2020)年度

シグナルに対する概日時計の位相応答理論とその実験検証

https://doi.org/10.24517/00060253
https://doi.org/10.24517/00060253
f410f771-f455-498b-958f-530e86c68c84
名前 / ファイル ライセンス アクション
SC-PR-URIU-K-kaken SC-PR-URIU-K-kaken 2021-3p.pdf (176.2 kB)
license.icon
Item type 報告書 / Research Paper(1)
公開日 2022-03-31
タイトル
タイトル シグナルに対する概日時計の位相応答理論とその実験検証
タイトル
タイトル Phase response theory of the circadian clocks and its experimental validation
言語 en
言語
言語 jpn
資源タイプ
資源タイプ識別子 http://purl.org/coar/resource_type/c_18ws
資源タイプ research report
ID登録
ID登録 10.24517/00060253
ID登録タイプ JaLC
その他のタイトル
その他のタイトル 数理解析に基づく生体シグナル伝達システムの統合的理解
その他のタイトル
その他のタイトル Integrative understanding of biological signaling networks based on mathematical science
著者 瓜生, 耕一郎

× 瓜生, 耕一郎

WEKO 2592
e-Rad 90726241

瓜生, 耕一郎

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提供者所属
内容記述タイプ Other
内容記述 金沢大学理工研究域生命理工学系
書誌情報 令和2(2020)年度 科学研究費補助金 新学術領域研究(研究領域提案型) 研究実績の概要
en : 2020 Research Project Summary

巻 2019-04-01 – 2021-03-31, p. 3p., 発行日 2021-12-27
抄録
内容記述タイプ Abstract
内容記述 生体システムは外部環境の変化に対し適切に応答することでその恒常性を保つ。そのためには外部環境からの情報入力に対して個々の細胞が状態を適応させることが必要となる。細胞内の遺伝子発現制御は一般に非線型反応である。そのため生体システムのシグナル応答の理解には、外部入力に対する非線型システムの応答理論の構築が必要となる。非線型システムの例として、細胞内の遺伝子発現や代謝反応などにおけるリズム現象があげられ、その挙動の解明には数理解析が必須となる。本研究では哺乳類概日時計をモデルシステムとして、遺伝子発現リズムのシグナル応答理論の構築を行う。
抄録
内容記述タイプ Abstract
内容記述 今年度は主に、前年度に得られた哺乳類概日時計遺伝子Per1とPer2の機能分化に関する結果を、論文としてまとめることに取り組んだ。論文は国際誌に掲載された(Uriu and Tei 2021 PLOS Comput. Biol.)。Per1とPer2はともにネガティブフィードバックループを構成し、光シグナルによって発現が一過的に誘導される。恒暗条件下においてPer1遺伝子発現リズムのピーク位相はPer2のそれよりも約4時間早い。この時間差があると、Per1は主に概日時計の位相前進に、Per2は位相後退に寄与するという機能分化が起きる。今年度はこのテーマに関して、以下の新たな結果が得られた。
(1) 昨年度は遅延微分方程式系を用い、Per1とPer2の機能の違いを示した。今年度はさらに、常微分方程式系で概日時計遺伝子制御ネットワークをモデル化し、同様の結論が得られることを確認した。
(2) 昨年度に構築したモデルにCryやBmal1といった他の時計遺伝子を含めることで、より複雑なネットワークでも、Per1とPer2の機能分化が起きることを示した。(1)と(2)の結果は、Per1とPer2の位相応答における機能の違いは、数理モデルの詳細によらないことを示唆している。
(3) ヒトのクロノタイプとの関連性について解析を行った。明暗条件下での時計遺伝子の発現ピーク位相は、ヒトのクロノタイプ(朝型、夜型)に反映されると考えられている。光シグナルによってPer1がPer2よりも誘導されやすいと、遺伝子発現リズムのピーク位相が早まり朝型に、Per2の方がより誘導される場合にはピーク位相が遅くなり、夜型になることがモデルの解析から示唆された。
(4) 理論解析の結果が、実験結果と矛盾しないかどうかを文献調査により調べた。その結果、理論は哺乳類で観察される位相応答をうまく説明できることが分かった。
内容記述
内容記述タイプ Other
内容記述 研究課題/領域番号:19H04955, 研究期間(年度):2019-04-01 – 2021-03-31
内容記述
内容記述タイプ Other
内容記述 出典:研究課題「シグナルに対する概日時計の位相応答理論とその実験検証」課題番号19H04955
(KAKEN:科学研究費助成事業データベース(国立情報学研究所))
(https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PUBLICLY-19H04955/)を加工して作成
著者版フラグ
出版タイプ AM
出版タイプResource http://purl.org/coar/version/c_ab4af688f83e57aa
関連URI
識別子タイプ URI
関連識別子 https://kaken.nii.ac.jp/ja/search/?kw=90726241
関連名称 https://kaken.nii.ac.jp/ja/search/?kw=90726241
関連URI
識別子タイプ URI
関連識別子 https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PUBLICLY-19H04955/
関連名称 https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PUBLICLY-19H04955/
関連URI
識別子タイプ URI
関連識別子 https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-AREA-4804/
関連名称 https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-AREA-4804/
関連URI
識別子タイプ URI
関連識別子 https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-AREA-4804/
関連名称 https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-AREA-4804/
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Ver.1 2023-07-27 13:31:12.685577
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