@techreport{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00054135, month = {Apr}, note = {遺伝子発現を、当該遺伝子産物の基質を放射能標識して、体内投与により目的臓器あるいは目的病巣にターゲティングし、放射線をPET装置やSPECT装置で体外検出することが可能であれば、癌患者の診療において大きな利益を発生するものと考えられる。癌組織の抗癌剤に対する多剤耐性能に関連する細胞膜蛋白であるmulti-drug resistance-associated proteins(MRP)の一つであるMRP1を発現するヒト乳癌細胞株MCF7/VPを、MRPをコードするmRNAに相補的なphosphorothioate化20merアンチセンスoligodeoxynucleotide(ODN)(5'-TGCTGTTCGTGCCCCCGCCG-3')で処理した。MRPの基質であることが知られているtechnetium-99m-hexakis-2-methoxy-isobutyl-isonitrile(sestamibi)の細胞内取り込みを、MRP非発現親株MCF7細胞と比較した。また、センスODNで処理した細胞での取り込みと比較した。5μMのアンチセンスODNで4-5日間処理したMCF7/VP細胞へのsestamibiの取り込みは、未処理MCF7/VP細胞あるいはセンスODNで処理したMCF7/VP細胞に比べ、約50-70%増加した。MRP非発現親株MCF7へのsestamibi取り込みは、アンチセンス、センスいずれのODN処理でも変化しなかった。これらのことより、sestamibiを検出基質として用いることにより、アンチセンスODNによる癌細胞多剤能の抑制を体外計測することが可能であることが示された。, 研究課題/領域番号:15659278, 研究期間(年度):2003 – 2005, 出典:「transporter遺伝子導入による腫瘍の内照射療法および核医学画像診断の開発」研究成果報告書 課題番号15659278 (KAKEN:科学研究費助成事業データベース(国立情報学研究所)) (https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-15659278/)を加工して作成, 金沢大学医薬保健研究域医学系}, title = {transporter遺伝子導入による腫瘍の内照射療法および核医学画像診断の開発}, year = {2016} }