@techreport{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00054496, month = {Apr}, note = {養液栽培施設からの窒素およびりんの発生源単位を試算した結果,通常の畑地からの原単位と比較すると,非常に大きいことを明らかにした。さらに,我が国における野菜の養液栽培施設からの窒素,りんの発生源別排出量を試算した結果,固形培地耕によるトマト栽培施設からの排出量が極めて多いことを示し,トマトのロックウール栽培施設(かけ流し方式)を対象として物質フローの解析を行った。その結果,培養液の約3割が排水として排出されており,本プロセスのエミッション低減化をはかることが重要であることを指摘した。 次に,硫黄の酸化還元に関与する微生物を用いた窒素およびりんのエミッション低減化技術を提案し基礎実験を行った。その結果,養液栽培排水は,高い窒素負荷条件であることに加え,高濃度の無機塩を含有するにも関わらず,硫黄脱窒処理により良好な処理成績を達成すること,硫黄粒を大量に細胞内に蓄積することにより,負荷変動に強い処理が可能であることを明らかにした。また,硫酸塩還元による鉄腐食を利用したりん除去の可能性が示唆された。, 研究課題/領域番号:11128219, 研究期間(年度):1999, 出典:「培養液栽培プロセスの物質フローの解析とゼロエミッション化のための排水処理方式の開発」研究成果報告書 課題番号11128219 (KAKEN:科学研究費助成事業データベース(国立情報学研究所)) (https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-11128219/)を加工して作成, 金沢大学理工研究域}, title = {培養液栽培プロセスの物質フローの解析とゼロエミッション化のための排水処理方式の開発}, year = {2016} }