@techreport{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00054645, month = {Mar}, note = {本研究の目的は、任意の表現形質を担う遺伝子を機能面から系統的かつ簡便に同定する技術として代表者らが独自に考案したAntisense Display法を新しい機能性遺伝子スクリーニング技術として確立し、成人病性血管障害関連遺伝子、特に血管新生抑制性遺伝子の分離に適用することである。平成13年度の研究で、以下の成果を得た。 1.平成12年度までに確立した改良Antisense Display法をヒト微小血管内皮細胞に適用し、内皮細胞の増殖促進を指標に血管新生抑制性遺伝子のスクリーニングを行ない、1プールあたり16種のASからなる計512のプールすべてのスクリーニングを完了した。その結果、i)増殖を促進すると思われるプール、ii)低酸素による増殖誘導を阻害するプール、iii)増殖を阻害するプールがそれぞれ複数プール見い出された。上記陽性プールのうち、i)は血管新生抑制性遺伝子が、ii)は低酸素応答に関与する遺伝子が、iii)は複製等に関わる遺伝子が、プール中のAS配列により抑制されたと考えられる。 2.再現性確認の後、上記3種のカテゴリーより、最も顕著な変化を与えたプールを、i)より二種、ii)より二種、iii)より一種をえらび、二次スクリーニングを進行中である。具体的には、それぞれのプールに含まれていた16種のアンチセンス配列を単独で調製して(5プール×16配列=80アンチセンス)、内皮細胞の増殖促進を指標にスクリーニングを行ない、上記の形質変化を引き起したユニーク配列を決定し、この配列をもとに対応する遺伝子を分離する。, 研究課題/領域番号:13204033, 研究期間(年度):2001, 出典:「新しい機能性遺伝子同定技術の創出と成人病性血管障害関連遺伝子探索への応用」研究成果報告書 課題番号13204033 (KAKEN:科学研究費助成事業データベース(国立情報学研究所)) (https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-13204033/)を加工して作成, 金沢大学医薬保健研究域医学系}, title = {新しい機能性遺伝子同定技術の創出と成人病性血管障害関連遺伝子探索への応用}, year = {2018} }