@techreport{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00054730, month = {Apr}, note = {抗hTERT自己抗体を定量化し、多標本間の比較・経時的変化の測定を可能にするために、抗hTERT抗体ELISA測定系の確立・標準化を試みた。 まず,付着昆虫細胞系で発現し部分精製したFLAG-hTERT蛋白あるいは浮遊細胞系で発現・精製を行ったNFLAG-hTERT蛋白を各試料プレートに約100ng通常法で固定し、血清アルブミンにより未固定部分を埋める方法を用いてELISAプレート試作品を作成した。 このELISAプレートを用い、慢性肝疾患・肝硬変・肝がん患者の血清と、胃癌・大腸癌・膵胆道系癌・肺癌・乳癌などCEA高値を示す他の担がん患者の少数例の血清を用い、OD値を測定した.肝硬変・肝がん患者では健常者と比べ有意に抗hTERT自己抗体価が高値となる予備的結果を得た。また胃癌・大腸癌・膵胆道系癌・肺癌・乳癌などCEA高値を示す担がん患者でも同様に健常者と比べ有意に抗hTERT自己抗体価が高値を呈する予備的結果を得た. ELISA測定系の条件設定後、多プレート間での検体の比較および同一患者での経時的な変化を検討するために標準化をはかった。予備実験にてOD高値を示した患者血清を標準物質とし、この検体中のhTERT抗体の濃度を100KIU/mLとして2倍希釈系列を作製したところ、高い相関を示す標準曲線が得られ、OD値とhTERT Ab値の相関はhTERT Ab濃度を対数とした片logグラフにてほぼ直線の関係が得られた。, 研究課題/領域番号:17790443, 研究期間(年度):2005 – 2006, 出典:「癌化に伴う生体内でのhTERT自己抗体の出現とその臨床応用」研究成果報告書 課題番号17790443 (KAKEN:科学研究費助成事業データベース(国立情報学研究所)) (https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-17790443/)を加工して作成, 金沢大学附属病院}, title = {癌化に伴う生体内でのhTERT自己抗体の出現とその臨床応用}, year = {2016} }