@techreport{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00054740, month = {Apr}, note = {本研究により本年度は以下の成果を得た。 (1)昨年度に引き続き,2005年以降に発生した地震(福岡県西方沖地震など)の,動揺地震動が原因と考えられる地震被害資料を収集し,原因を地震動によるもの、地盤変状によるもの、不整形な地盤によって発生した震動によるもの、等のタイプに分け詳細に考察した. (2)動揺地震動の波動特性を定性的または定量的に捉えるため、研究室所有の上下・水平2軸同時加振振動台による振動実験を実施した.本年度は特に不整形地盤における地盤特性境界部における動揺震動特性について検討を行った。その結果、動揺振動の性質は振動数に大きく依存すること、水平動は動揺振動の発生要因に、上下動は動揺振動の増幅要因になること、が明らかとなった.また、地盤、構造物それぞれの固有振動数付近では位相角が複雑に変化し、動揺振動が構造物の座屈に対し大きく作用することが明らかとなった。 (3)昨年度と本年度に得られた研究成果をまとめたものを学会発表し,他の研究者と積極的に討議を行った., 研究課題/領域番号:17760371, 研究期間(年度):2005 – 2006, 出典:「長周期地震動による動揺震動が構造物の破壊促進に及ぼす影響」研究成果報告書 課題番号17760371 (KAKEN:科学研究費助成事業データベース(国立情報学研究所)) (https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-17760371/)を加工して作成, 金沢大学理工研究域}, title = {長周期地震動による動揺震動が構造物の破壊促進に及ぼす影響}, year = {2016} }