@techreport{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00054803, month = {Apr}, note = {IL-10プロモーター領域の1塩基多型(SNP)としてこれまで報告され,本研究の対象として考えていた-592(C/A), -819(C/T), -1082(A/G), -1330(G/A), -2763(C/A), -2849(G/A), -3575(T/A)のうち,引き続き-1082(A/G)に着目して検討した. 上咽頭癌患者30名および健常者30名において,書面による同意を得たのちに,末梢血よりゲノムDNAを抽出した.過年度の結果よりTaqManPCR法を用いた方法ではなく,ダイレクトシークエンス法を用いた検出法を利用した.-1082SNPを検出するためのプログラムに一部変更があり,過年度に施行したものも含めて再検討した. その結果,-1082SNPに関しては上咽頭癌患者と健常人の間に特に差を認めなかった.したがって上咽頭癌に特異的なSNPは-1082(A/G)に関しては存在しないと思われた.したがって,当初予定していた-1082(A/G)に関するルシフェラーゼアッセイによる転写活性化能の違いの検討は施行しなかった. 以上の結果から,-1082(A/G)SNPは上咽頭がん発がんに関与しないものと推測された., 研究課題/領域番号:15790929, 研究期間(年度):2003 – 2005, 出典:「インターロイキン10プロモーター多型と上咽頭がん発がん,EBウイルスとの関連」研究成果報告書 課題番号15790929 (KAKEN:科学研究費助成事業データベース(国立情報学研究所)) (https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-15790929/)を加工して作成, 金沢大学医薬保健研究域医学系}, title = {インターロイキン10プロモーター多型と上咽頭がん発がん,EBウイルスとの関連}, year = {2016} }