@techreport{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00057163, month = {Apr}, note = {本年度の主要な研究実績は以下のとおりである. 1.14,15年度に引き続き,金沢,大阪,名古屋において高機能広汎性発達障害をもつ子ども10ケースを対象にして,保護者・教師との会話資料を収集し,不適切な言語行為,会話の原則の違反,談話管理の困難,推論伝達の失敗など,語用障害による会話の崩壊部分を抽出し,分類した. 2.異文化比較の視点から研究をすすめるため,台湾において同様な資料を収集した. 3.上記資料に基づき,語用障害のタイプと崩壊機構を特定し,その修復のために用いられた補償戦略とその効果について検討した. 4.これらの資料と結果は,高機能広汎性発達障害児へのインターベンション技法として意義あるものと考えられた. 5.また,これらの資料と結果は,大人の語用障害においても,その補償を促す可能性があることが示唆された. 6.以上の研究成果は,日本コミュニケーション学会(2004.5,松山)および日本特殊教育学会(2004.9,東京)で発表した., 研究課題/領域番号:14380098, 研究期間(年度):2002 – 2005, 出典:「教師・保護者と高機能広汎性発達障害をもつ生徒との会話への語用論的アプローチ」研究成果報告書 課題番号14380098 (KAKEN:科学研究費助成事業データベース(国立情報学研究所)) (https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-14380098/)を加工して作成, 金沢大学教育学部}, title = {教師・保護者と高機能広汎性発達障害をもつ生徒との会話への語用論的アプローチ}, year = {2016} }