@techreport{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00058154, month = {Apr}, note = {敗血症と体温の関係に注目し,敗血症時の低体温による症状の悪化を防止する対策として,静脈麻酔薬(ケタミン,プロポフォール)の応用を検討する目的で,循環・呼吸動態に及ぼす,低体温と感染に対する静脈麻酔薬の影響についてラットを用いて検討した.前年度,プロポフォールを用いて鎮静させた後,エンドトキシンを静脈内投与し,30℃の低体温における影響を検討したが,結局プロポフォールの抗炎症効果を証明することができなかった.今年度は34℃におけるプロポフォールの抗炎症効果とケタミンにおける効果を検討した.その結果,プロポフォールの34度でもプロポフォールの抗炎症効果は証明できず,低体温におけるプロポフォールの抗炎症効果は無いように思われた.しかしながら,ケタミン投与による低体温では,30℃,34℃とも循環動態は安定し,サイトカインの抑制も認められ,ケタミンの場合は低体温状況下でもその抗炎症効果があることが確認できた.結論として,エンドトキシン+低体温が生体内に悪影響を及ぼす事は周知の事実であるが,それを静脈麻酔薬であるプロポフォールは,抑制できないが,ケタミンでは抑制できることが示された., 研究課題/領域番号:12770814, 研究期間(年度):2000-2001, 出典:「低体温と敗血症におけるアポトーシス、サイトカインの変動に対する静脈麻酔薬の効果」研究成果報告書 課題番号 12770814(KAKEN:科学研究費助成事業データベース(国立情報学研究所)) (https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-12770814/)を加工して作成, 金沢大学附属病院}, title = {低体温と敗血症におけるアポトーシス、サイトカインの変動に対する静脈麻酔薬の効果}, year = {2016} }