@techreport{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00059921, month = {Apr}, note = {立位姿勢の保持様式が、歩行様式を強く規定していると考えられる。そこで、安静立位時の身体各部位の幾何学的相互関係と支持規定面内の前後重心位置を求めるとともに、歩行時の立脚相における前後方向の床反力がゼロとなる時点の前後重心位置と身体各部位の幾何学的相互関係を求め,それらの相関関係並びに下腿筋の活動様式について検討した。 大学生男子100名の中から安静立位時における前後重心位置が30〜40%(B群)、40〜50%(M群)、50〜60%(F群)に分布する者を10名ずつ選出した。その被験者に対して、周期1.0Hz、歩幅73cmで全長10mの歩行を課し、左脚立脚支持期の床反力、身体側面のアライメント、およびヒラメ筋と前脛骨筋の間で筋活動の交替が生じる足圧中心位置を測定した。アライメントはビデオ画像から、外果点と大転子点および大転子点と肩峰点を結ぶ線の重心線とのなす角度の和(前傾度)によって評価した。 結果:安静立位時における前傾度はB群(mean0.5±SD3.63度)、M群(3.6±1.84度)、F群(5.9±2.08度)であり有意差が認められた。歩行時に下腿筋に活動交替が生じる足圧中心位置は、B群(36.5±6.87%)、M群(33.8±4.57%)、F群(33.9±5.64%)であり有意差が認められなかった。同じく床反力の前後成分がゼロになる時点の前後重心位置は、B群(47.6±3.80%)、M群(51.7±3.58%)、F群(52.6±2.67%)であり、安静立位時の前後重心位置との間にr=0.563の有意な相関が認められた。また同時点の前傾度は、B群(6.0±3.28度)、M群(10.5±2.40度)、F群(11.8±2.69度)であり、安静立位時の前傾度との間にr=0.607の有意な相関が認められた。, 研究課題/領域番号:08680103, 研究期間(年度):1996, 出典:研究課題「支持機能に焦点を当てた安静立位姿勢と歩行姿勢との関係についての検討」課題番号08680103 (KAKEN:科学研究費助成事業データベース(国立情報学研究所)) (https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-08680103/)を加工して作成, 金沢大学医学部}, title = {支持機能に焦点を当てた安静立位姿勢と歩行姿勢との関係についての検討}, year = {2016} }