@techreport{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00059998, month = {Apr}, note = {予想をはるかに越える橋梁環境の変化によって、道路橋のいろいろな箇所に損傷が発生しているとの報告が近年とみに多くなってきており、維持管理の点からも最大の関心事となってきている。ところが従来、道路橋の点検や診断を実施し、その健全度を判定する際に、竣工時点ですべての橋梁が同一品質と考えるような、平均的な考察に終始しているために「損傷予測」という点では不備であった。A橋とB橋は「建設に至るまでの情報」が異なるのに、他の多くの橋梁との平均値的な見方でしか診断されていないのである。多くの場合、損傷は構造的な欠陥や施工上の問題、すなわち、建設時までに多くの原因があることが判ってきた。そこで、健全度診断時の情報として、環境情報のほかに、建設情報を積極的に利用し、より高度な診断ができるような支援システムの整備してきた。橋梁の竣工時点を人間の誕生時と考え、それ以前に伝達された遺伝情報とそれ以降に受けた環境情報とを、はっきりと区別し、制御可能な損傷発現因子を見出し、構造物の健全度診断と保全を合理的に進めるため、予見システムの完成と健全度診断支援システムの整備を行なってきた。 (1)損傷評価と診断の支援システムの具体案を設計し、仕様を決めた。 (2)建設情報伝達子データの収集と環境履歴情報伝達子システムの収集をした。 (3)より高度な損傷予見システムによる健全度診断技術については開発中である。, 研究課題/領域番号:07650538, 研究期間(年度):1995, 出典:研究課題「損傷予見システムを用いた道路橋の健全度診断技術の高度化」課題番号07650538 (KAKEN:科学研究費助成事業データベース(国立情報学研究所)) (https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-07650538/)を加工して作成, 金沢大学工学部}, title = {損傷予見システムを用いた道路橋の健全度診断技術の高度化}, year = {2016} }