@techreport{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00060164,
 month = {Mar},
 note = {本研究の基本モデルである時間交通量配分モデルと車両一台一台の交通挙動を扱うペトリネット・ミクロシミュレーションモデルの開発を行った。そして、それらのモデルを応用した道路網最大容量評価法の開発と大規模開発に伴う交通アセスメントのためのシステムモデルの開発を行った。
具体的には、(1)信号交差点の交通容量解析を時間交通量配分モデル(マクロモデル)に組み込むことにより、最適な信号現示企画を検討する計画支援システムの開発を行った。従来は、マニュアル的に最適な計画案(信号現示企画)を決定するものであったが、(2)本研究ではエキスパート・システムを導入することにより、自動的に最適な信号現示企画を設計する交差点改良設計支援システムの開発を試みた。(3)大規模開発周辺の交通需要量を交差点での右左折直進交通量の観測値から吸収マルコフモデルを用いて推計する方法を開発した。
また、(3)都市内道路網のネットワーク容量はリンク容量よりも、むしろ信号交差点における交通容量により規定されると考えた方が現実的であるので、交差点容量解析の結果として出力される未処理交通量から渋滞長を計算し、その渋滞長をリンク切断の判定基準とする道路網最大容量評価法を提案した。そして、(4)そのシステムを応用することにより、土地利用パターンと道路網の整合性を分析する最適道路網計画支援システムの開発を行った。
さらに、日々変動する交通量変動に的確に対応するために、交通量配分モデルの動的化が必要不可欠である。本研究では、(5)信号交差点における1台1台の車の挙動をモデル化したペトリネット・シミュレーションモデル(ミクロモデル)を用いて、幾何構造が与えられた信号交差点の交通容量解析・交通渋滞現象の解析を行うシミュレーションモデルの開発を行った。
以上のように、研究目的はほぼ達成されたので、今後はこれらのモデルの実用化を目指したい。, We have proposed a time-of-day traffic assignment model which can predict the hourly traffic volume on each network links and Petri-net Model which is usually used for discrete system simulation. In this study, we have developed two additional system models by using these models. The first system model is combined with capacity analysis of the signalized intersections and obtain the maximum network flow by the slightly modified Incremental Assignment procedure. The system model suggested here is applied to some artificial road networks in order to reveal the properties of the modified model for practical use and to discuss the interrelationships between the road network and land use considering the road netwoak capacity.
The second system model is a support system in order to evaluate the alternative plans of transportation system changes, which are generated by a large site development. The system model consists of four subsystems ; the estimation system of trips generated, the traffic demand estimation system, the determining system of off-street parking capacity and the planning and design support system for improvement signalized intersections by Expert System.
The useful results can be obtained through the applications to Kanazawa urban area and to some artificial road networks., 研究課題/領域番号:06650587, 研究期間(年度):1994 – 1995, 出典：研究課題「信号交差点の容量解析を組み込んだ交通量配分モデルによる都市内渋滞対策支援システム」課題番号06650587
（KAKEN：科学研究費助成事業データベース（国立情報学研究所）） 
（https://kaken.nii.ac.jp/ja/report/KAKENHI-PROJECT-06650587/066505871995kenkyu_seika_hokoku_gaiyo/）を加工して作成, 金沢大学工学部},
 title = {信号交差点の容量解析を組み込んだ交通量配分モデルによる都市内渋滞対策支援システム},
 year = {1997}
}