@techreport{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00060313, month = {Mar}, note = {当研究は、右巻ニュートリノの自由度がない超対称性理論という広い枠組みの中での研究である。この枠組みでは、ニュートリノの質量と混合は、超対称性の破れと密接に関係しているため、超対称性を破る機構に関する研究を平行して行う必要があり、今年度はそれを主として行った。ニュートリノがgauginoとhiggsinoと混合して質量を持つことができるためには、最小超対称標準模型の持つRパリティと呼ばれる対称性を破る必要がある。一般にRパリテイを破ると陽子崩壊などを引き起こす相互作用が許され現象論的に問題が生じてくる。また、最小超対称標準模型にはμ問題と呼ばれている問題があり、この問題が解決しない限り、なぜ標準模型のエネルギースケールが100GeV位なのか自然に理解できない。Rパリティが破れると、μ問題がニュートリノ質量と混合に密接に関係してくる。則ち、なぜニュートリノ質量がそんなに小さいのか自然に理解できなくなる。今年度は、分担者の末松助教授とこの問題に取り込み、超コンフォーマル理論の強い力を利用して、小さいニュートリノの質量を得ることができるという提唱を行った。, 研究課題/領域番号:12047213, 研究期間(年度):2000 – 2001, 出典:研究課題「ニュートリノの質量と超対称性の破れに関する理論的考察と現象論的帰結」課題番号12047213 (KAKEN:科学研究費助成事業データベース(国立情報学研究所)) (https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-12047213/)を加工して作成, 金沢大学理学部}, title = {ニュートリノの質量と超対称性の破れに関する理論的考察と現象論的帰結}, year = {2018} }