@techreport{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00060350, month = {Jun}, note = {抗NGFR抗体を用いた免疫組織化学的手法により、嗅上皮の再生にはNGFRが関与していることが証明されたが、NGFの免疫組織化学法はなかなかうまくいかなかった。そこで、マウスNGFcDNAを用いたinsituハイブリダイゼーション法により嗅覚系におけるNGFの発現を観察した。 用いたプローブはマウスNGFcDNAの一部である340bpを含むプラスミドDNAのpmNGF102である。このDNAにニックトランスレーション法を用いてビオチンを標識して使用した。標本は成熟雄マウス及びラットの顎下腺、嗅球、嗅上皮で、顎下腺は正常コントールとして用いた。固定液は4%パラフォルムアルデヒドを用いた。凍結切片でマウス顎下腺、嗅球で陽性所見を認めたが、マウス嗅上皮及びラットの組織では反応が弱く判定不能であった。また、パラフィン切片では反応は全く認められなかった。手技的にはプロテイナーゼK処理及び塩酸処理は必須であり、それらを行わない場合陽性反応は認めなかった。また、ハイブリダイゼーションの時間及び条件としては20時間、37度で最も良好な結果を得られた。15EA03:今後の検討課題は次の4点である。1)嗅細胞の再生時、発生発達時のNGFの発現の有無を観察する。2)パラフィン切片でも観察できるような処理法を検討する。3)NGFRの免疫組織化学との二重染色。4)insitu ハイブリダイゼーションの電子顕微鏡への応用。, 研究課題/領域番号:05771310, 研究期間(年度):1993, 出典:研究課題「嗅上皮の再生におよぼす神経成長因子の影響」課題番号05771310 (KAKEN:科学研究費助成事業データベース(国立情報学研究所)) (https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-05771310/)を加工して作成, 金沢大学医学部附属病院}, title = {嗅上皮の再生におよぼす神経成長因子の影響}, year = {2018} }