@article{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00060717, author = {Miura, Daiji and Yano, Narumi and Kamijo, Akio and Zhang, Lan and Lu, Jian and Takashi, En and 三浦, 大志 and 矢野, 成珠 and 上條, 明生 and 張, 嵐 and 魯, 健 and 喬, 炎}, issue = {1}, journal = {Journal of wellness and health care, Journal of wellness and health care}, month = {Aug}, note = {正常な皮膚は外界からの刺激に対するバリア機能を有するが,「浸軟」や「ドライスキン」 などの脆弱な状態では外界からの刺激に対してダメージを受けやすい。本研究では,通気 デバイスを用いて圧迫中の皮膚に対して湿度を調整した空気を送風することにより,圧迫 性皮膚傷害の発生に対する影響を検討することとした。  磁石でラット皮膚に圧迫を行い, 1 匹あたり4 箇所の圧迫性皮膚傷害を8 匹(32 創) 作成した。32 創を乾燥群(湿度約25%,10 創),中間群(湿度40 〜 50%,12 創),高湿群(湿 度70%以上,10 創)の3 群に分け,発赤面積・重症度・潰瘍発生率の測定を行った。中 間群は高湿群よりも,発赤面積が有意に小さかった(除圧後48 時間, p<0.05)。発赤の重 症度を示すOptical Density は,中間群では高湿群よりも有意に低かった(除圧後24,48 時間,p<0.01,p<0.05)。総潰瘍出現数は,高湿群が有意に多く,中間群が有意に少なかっ た(p<0.05)。  圧迫部へ湿度を40 ~ 50% 程度に調整した空気を通気することで圧迫性皮膚傷害の発生 率を低下させ,早期に治癒することが示された。また,圧迫部へ70% 以上または25% 程 度に調整した空気を通気すると,圧迫性皮膚傷害の発生率が増加し,治癒が遅延すること が示された。圧迫された皮膚,いわゆる褥瘡の発症が予想される場合,圧迫中に皮膚湿度 を適切に調整することにより褥瘡の発症予防および早期に治癒する可能性が示唆された。}, pages = {79--88}, title = {通気デバイスを用いて湿度調整した空気の送風が圧迫性皮膚傷害に及ぼす影響}, volume = {46}, year = {2022} }