@techreport{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00061049, month = {Apr}, note = {1. MonteーCarlo数値実験では高エネルギ-研究所のス-パ-コンピュ-タ-S820を約100時間、東大のS820を70時間程度の計算を行った。 1)maximal abelianゲ-ジでのゲ-ジ固定は、ゲ-ジ固定がただ一つに決まらないという深刻な問題があることが新たにわかり、よりよいゲ-ジ固定法の開発、誤差の評価などその解決に取り組んだ。中間結果は近く発表予定。 2)より厳密にoverーrelaxation法でゲ-ジ固定をし16^4のlatticeではstring tensionはかなり小さくなること、きっちり定義したelectric fluxの測定からGreensite達の批判と違ってabelian dominanceがあること、monopoleが連続理論でも重要な量であるらしいことがわかった。 3)有限温度系の研究では16^3×4 latticeでabelian Polyakov loopやabelian energy densityがよいorder parameterでありabelian量を使った相転移点付近の研究が重要であることや高温相がmonopole dilute gasでよいことなどがわかった。クォ-ク・グルオン相からハドロン相への相転移でabelian monopoleが重要な働きをしているらしいことが示唆されたので、より直接にこれを調べるCooling法を使った研究を進めつつある。さらに外部磁場をいれた系でのsusceptibilityも調べている。 以上2)と3)の中間結果も近く発表予定である。 2。QCDの赤外有効理論での一定距離の静的バリオン解をときY型の方が△型より安定なことがわかった。この結果は論文にまとめつつある。また距離を代えてPotentialを出しつつある。, 研究課題/領域番号:02211204, 研究期間(年度):1990, 出典:研究課題「QCDの閉じ込め機構と有限温度相転移」課題番号02211204 (KAKEN:科学研究費助成事業データベース(国立情報学研究所)) (https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-02211204/)を加工して作成, 金沢大学理学部}, title = {QCDの閉じ込め機構と有限温度相転移}, year = {2016} }