@techreport{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00061637, month = {Apr}, note = {本研究の当初の計画は, 二種のソラマメ属植物(Vicia fabaおよびVicia sativa)のクローン化したrDNAを用いて以下の三点についての解析を行い, 植物におけるrRNA遺伝子の発現調節のメカニズムを探ろうとするものであった. 1.rRNAの転写開始点を知るために, それぞれの種の植物から調製した全RNAと, 末端を^<32>Pで標識した適当なrDNA断片をハイブリダイズさせS1ヌクレアーゼ処理後電気泳動で解析する. (S1マッピング) 2.rRNAの転写開始点を含むrDNAスペーサー領域の塩基配列をマキザムーギルバート法で決定する. 3.種子の発芽および成長過程におけるrDNAのメチル化のパターンの経時的な変化を, isoschizomer等を用い, サザン・ハイブリダイズ法で解析する. 1.に関してはVicia fabaおよびV.sativa両種についてrRNAの転写開始点の大まかな位置が明らかになった. 現在は, 更に厳密な塩基配列レベルでの転写開始点の同定を行っている. 2.については, 転写開始点周辺と, 非転写スペーサー領域に存在する反復配列の一次構造を決定し両種間での比較を行っている. これら1., 2.の結果は, 日本植物整理学会1988年度年会で発表する予定である. 3.のメチル化パターンの解析については現在進行中であり未だ有意な結果を得ていない. 今後, さらにこれらの解析を押し進め, 植物におけるrRNAの転写制御のメカニズムを明らかにして行く予定である., 研究課題/領域番号:62622503, 研究期間(年度):1987, 出典:研究課題「植物rDNAの構造とその発芽過程におけるメチル化の解析」課題番号62622503 (KAKEN:科学研究費助成事業データベース(国立情報学研究所)) (https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-62622503/)を加工して作成, 金沢大学教育学部}, title = {植物rDNAの構造とその発芽過程におけるメチル化の解析}, year = {2016} }