@techreport{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00061639, month = {Apr}, note = {近年, 人体が外部磁場にさらされる機会が急増し, 人体に対する磁場の影響が問題となってきている. そこでその基礎研究として,ヒト細胞増殖と光化学反応に対する外部磁場効果を検討した. 1.HeLa S3細胞の塩殖に対する磁場効果 ヒトがん細胞の増殖に対する磁場効果を検討した. 永久磁石の組み合わせにより定常磁場0.2Tと交流磁場(0.1T, 30Hz)を発生した. ヒトがん細胞HeLa S3を37°Cの培養室内で約1週間増殖し, その間の細胞数を計数したが, 定常磁場・交流磁場いずれも有意な差異は認められなかった. 次にX線照射との協同作用について検討した. 定常磁場下づX線照射後磁場中で細胞増殖を行った. コロニー形成・増殖曲線には有意な効果はみられなかったが, セルサイクルをしらべたところX線を照射した系ではセルサイクルに異常が認められた. その原因について今後更に検討の予定である. 2.光化学反応に対する磁場効果 SDSミセル水溶液中のキノキザリン, キサントン, クロモン等の光誘起水素引抜き反応に対する磁場効果をレーザー〓光法等により研究した. いずれの場合も反応中間作の寿命, 収量が磁場により増大, 反応中間作のラジカル対の三重項-一重項項間交差が磁場により仰制されることが明らかとなった., 研究課題/領域番号:62602516, 研究期間(年度):1987, 出典:研究課題「ヒト細胞増殖に対する外部磁場の影響」課題番号62602516 (KAKEN:科学研究費助成事業データベース(国立情報学研究所)) (https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-62602516/)を加工して作成, 金沢大学薬学部}, title = {ヒト細胞増殖に対する外部磁場の影響}, year = {2016} }