@article{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00000964, author = {横田, あゆみ and 小野, 里恵 and 高山, 明子 and 谷口, 真璃恵 and 徳山, 由貴 and 河田, 史宝}, issue = {23}, journal = {日本教育保健学会年報}, month = {Mar}, note = {月経は女性の生理的現象であり、健康のバロメー ターでもある見月経期間中に月経に随伴して起こる 症状としては、下腹部痛、腰痛が最も多くみられ、これを月経痛とよぶ。月経痛は大多数の若い女性が経験することが知られており、初経後しばらくの間はほとんど月経痛を認めず、初経後1-2年たち月経 周期や期間・量などが安定し始めて、排卵周期が確立される頃に強い月経痛を感じる者が増加する。初経は10-14歳に開始する者が多く、月経痛を感じる者が増加する年代が中高生にあたり、授業に集中できない、保健室での休養が必要となるなど、学業に影響を及ぽす場合がある。 月経痛の対処行動を調査した研究は多く、様々な対処行動の内容は明らかになっているが、対処行動をとることで月経痛をコントロールできているかを研究したものはみつけられない。さらに中高生の約半数が月経痛を我慢していることから、対処行動の知識が十分とはいえない。また、女子大学生を対象にした調査では、鎮痛剤を使用したくないが、やむをえず使用する消極的な姿勢の者や依存性、耐性、副作用を心配しながら使用していたものがおり、医薬品の使用 に関する必要性を指摘した報告もある。また、女子高校生を対象にした調査では、鎮痛剤使用に対して 「抵抗感」がある者がいるという報告もある。産婦人科外来を受診した女性を対象とした調査では、年代別にみると10歳代で 89%、20歳代の 85%に月経痛があることが示された。以上より、本研究では月経痛のある女子中高生の鎮痛剤を含む対処行動と月経痛のコントロール感の関連性を明らかにし、コントロール感を高めるための月経教育の課題を検討することを目的とした。}, pages = {33--43}, title = {月経痛のある女子中高生の対処行動とコントロール感 -鎮痛剤使用に焦点を当てて-}, year = {2016} }