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悪性胸膜中皮腫に対する特異的免疫療法の開発
http://hdl.handle.net/2297/41787
http://hdl.handle.net/2297/4178796171e81-b090-4923-909d-f46386e30fed
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | 報告書 / Research Paper(1) | |||||
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公開日 | 2017-10-05 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 悪性胸膜中皮腫に対する特異的免疫療法の開発 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_18ws | |||||
資源タイプ | research report | |||||
その他のタイトル | ||||||
その他のタイトル | 中皮腫の同所移植モデルを用いた進展機構解明と標的分子の探索 | |||||
著者 |
西岡, 安彦
× 西岡, 安彦 |
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書誌情報 |
金沢大学がん進展制御研究所 共同研究成果報告書 巻 平成24年度, 号 2012, p. 7-9, 発行日 2013-04-01 |
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出版者 | ||||||
出版者 | 金沢大学がん進展制御研究所 = Cancer Research Institute of Kanazawa University | |||||
抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 悪性胸膜中皮腫(malignant pleural mesothelioma: MPM)に高発現するポドプラニン分子に注目し、ラット抗ヒトポドプラニン抗体NZ-1およびそのヒト・キメラ抗体NZ-8のMPMに対する特異的免疫療法の可能性を検討した。MPM細胞株および腫瘍組織におけるポドプラニン抗原は、細胞株では73%(11/15)、腫瘍組織では92%(33/36)に発現を認めた。NZ-1およびNZ-8はポドプラニン発現MPM細胞に対して、高い抗体依存性細胞傷害活性(antibody-dependent cellular cytotoxicity: ADCC)を示した。エフェクター細胞の解析では、NK細胞にADCC活性を認めたが、単球はADCC活性を示さなかった。以上からNZ-1およびNZ-8のADCCにはNK細胞が重要であることが明らかとなった。NZ-8はヒト単核球をエフェクター細胞とした場合、NZ-1に比較して有意に高いADCC活性を示した。補体依存性細胞傷害活性(complement-dependent cytotoxicity: CDC)についても、NZ-8はNZ-1に比較して高い活性を示した。ACC-MESO-4細胞のSCIDマウス皮下移植系を用いた検討では、ヒトNK細胞とNZ-8を投与した群に有意に腫瘍増殖抑制効果が確認された。また、NZ-8は他の抗ポドプラニン抗体D2-40とは認識エピトープが異なっており、正常細胞よりMPMに発現するポドプラニン分子を認識しやすい特徴を有していた。以上から、ヒト・キメラ抗ポドプラニン抗体NZ-8を用いた臨床応用の可能性が示唆された。 | |||||
著者版フラグ | ||||||
出版タイプ | VoR | |||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 | |||||
関連URI | ||||||
識別子タイプ | URI | |||||
関連識別子 | http://www.kanazawa-u.ac.jp/~ganken/ |