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大学院修士課程臨床薬学講義ならびに実務実習の Visual Analog Scale法による客観的評価
http://hdl.handle.net/2297/28400
http://hdl.handle.net/2297/28400d9a1504b-5bee-45bd-b7ac-b112ac6dcce5
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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PH-PR-MATSUSHITA-R-973.pdf (844.6 kB)
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Item type | 学術雑誌論文 / Journal Article(1) | |||||
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公開日 | 2017-10-04 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 大学院修士課程臨床薬学講義ならびに実務実習の Visual Analog Scale法による客観的評価 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | Objective Evaluation of Clinical Pharmacy Lectures and Experience in a Master Program Using Visual Analog Scale Method | |||||
言語 | en | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | journal article | |||||
著者 |
成橋, 和正
× 成橋, 和正× 野村, 政明× 亀井, 浩行× 小野, 俊介× 松下, 良× 清水, 栄× 横川, 弘一× 山田, 清文× 鈴木, 永雄× 宮本, 謙一× 木村, 和子 |
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提供者所属 | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 金沢大学医薬保健研究域薬学系 | |||||
書誌情報 |
藥學雜誌 = Journal of the Pharmaceutical Society of Japan 巻 123, 号 11, p. 973-980, 発行日 2003-11-01 |
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ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||
収録物識別子 | 0031-6903 | |||||
NCID | ||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||
収録物識別子 | AN00284903 | |||||
DOI | ||||||
関連タイプ | isIdenticalTo | |||||
識別子タイプ | DOI | |||||
関連識別子 | 10.1248/yakushi.123.973 | |||||
出版者 | ||||||
出版者 | 日本薬学会 = The Pharmaceutical Society of Japan | |||||
抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 従来の薬学教育における臨床教育の不足から,多くの薬学系大学院博士前期課程(修士課程)に薬剤師免許取得後の大学院生を対象とした臨床系の専攻やコースが設立されてきている.金沢大学でも,薬学研究科(現:自然科学研究科)に臨床薬学教育を主眼に置いた医療薬学専攻が平成8年に設立され,国立大学としては早期であった.本学医療薬学専攻では,薬剤師免許取得者を対象とし,臨床現場で指導的役割を果たす高度な薬剤師の養成および次世代の医療薬学教育研究に携わる人材の育成を教育理念としている.このため,医療薬学専攻の学生に対して医療現場の実習を通じて医療を担うものとしての自覚を深めさせるとともに,自然科学の素養を身に付けることを求めている.具体的な教育目標は,医療人としての倫理観の醸成,医療の専門家として健康と疾病に関する知識獲得,薬物治療に起因する問題の同定・評価・解決,ならびに,コミュニケーションに関する知識・技術の習得,さらには,関連分野における高い研究・開発能力を発展させることである.このため,発足当初は,入学初期の集中講義,1か月の市内保険薬局での薬局実習,6か月の本学医学部附属病院薬剤部での実務実習を行い,1年間を課題研究期間としていた.講義は学部教育に引き続き,基礎自然科学系科目が大半であり,臨床現場での実習との非関連性が学生からも指摘されていた.また,半年間の実習後に修士の学位論文の一部として病院実務実習篇の作成や口頭発表が要求されていたために,実質的な実務実習は,時間的に極めて限られていた.実務実習を終えたあとの課題研究は,医療薬学専攻ならびに生命薬学専攻に属する各研究室で行っていたことから,必ずしも臨床に近いものではなかった.さらに,学生が就職するのは実習終了後1年を経過した後であり,就職直前の学生から実務に対する不安がでたり,就職直後に修了生や雇用者から実習経験が薬剤師として十分に活かせていないとの声が聞かれた.このような問題点を踏まえて,平成13年度に医療薬学専攻のカリキュラムの改善を図った.医療薬学に対する幅広い知識を深めさせるため,臨床系講義科目を充実させた.この変更では,薬物治療の科学的基礎とともに,看護,倫理,心理,国際など,医療に関連する人文・社会系分野も開講し,受講する学生の講義科目数が増加した.また,実習に関しては,継続性や充実性を考慮し,実務実習期間を1年に延長した.最初の2か月間は薬剤師業務全般の集中的な導入実習として,6人ずつ4グループに分かれ,調剤部門(一般調剤・注射薬調剤,2週間),製剤部門(一般製剤・無菌調剤,1週間),薬剤管理指導部門(医薬品情報・医薬品管理・TDM,1週間:病棟業務,4週間)を行う.その後は学生1人に対し指導薬剤師1人というマンツーマン形式の個別指導とし,薬剤師職能の病棟の薬剤管理指導を中心の実習としている.これに対し,医療薬学専攻の各教官も3名程度の学生を担当し,面接などにより実習の進捗状況を把握するとともに,専門分野に応じた指導も担当している.しかしながら,実習(実務)の大部分は指導薬剤師により行われており,個別指導であるため学生全体としての質の評価や,問題点の抽出は行いにくい.そこで,この新カリキュラムによる講義の理解度や実習の達成度について,visual analog scale(VAS)を用いて,学生と指導薬剤師による評価を試みた.また,この評価結果から,新カリキュラムの問題点などについて考察することとした. We conducted an investigation to determine whether the visual analogue scale (VAS) method could be utilized in evaluating the lectures and pharmacy experience of the Division of Pharmacy and Health Sciences, Graduate School of Natural Science and Technology, Kanazawa University. Graduate students who had finished the 1-year pharmacy experience at the Kanazawa University Hospital were asked to make a self-evaluation of the understanding/attainment of lectures and experience in the course. Since the experience was carried out as a one-student-to-one-pharmacist system, the preceptors (pharmacists) were also asked to evaluate their corresponding students. When evaluating the necessity of the lectures, students tended to feel that the medical science- or pharmacotherapy-related subjects were important and those of social sciences were less important. These results suggest the need to review the contents of the lectures to enhance the interests of the students in the latter. By comparing the extent of understanding of each lecture before and after pharmacy experience, it was found that students had a better understanding of the lectures through their experience. In most results from the answers in pharmacy experience, students also scored themselves higher than their preceptors. Therefore comparisons of evaluation may provide more objective results in pharmacy experience. It was demonstrated that utilization of the VAS method and comparing the data are very useful in evaluating not only students' understanding/attainment but also the importance and usefulness of lectures and pharmacy experience in an objective way. | |||||
権利 | ||||||
権利情報 | Copyright (c) 2003 by the PHARMACEUTICAL SOCIETY OF JAPAN | |||||
権利URI | ||||||
権利情報 | http://www.pharm.or.jp/ | |||||
著者版フラグ | ||||||
出版タイプ | VoR | |||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 | |||||
関連URI | ||||||
識別子タイプ | URI | |||||
関連識別子 | http://ci.nii.ac.jp/naid/110003614861 | |||||
関連URI | ||||||
識別子タイプ | URI | |||||
関連識別子 | https://japanlinkcenter.org/JST.JSTAGE/yakushi/123.973 |